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Smile Phone Net サービスセンター長の鈴木です。

先日、私どものホームページをご覧になったというお客様から、新規のお問い合わせをいただきました。お話を伺っていたところ、現在も他社の電話代行サービスをご利用になっているとのことで、切り替えを考えていらっしゃってのお問い合わせでした。

現在ご利用になっている電話代行サービスの会社は自社開発したシステムを使っているとのことで、毎月の利用料金は非常にお安い設定になっているとのことでした。それなのに「なぜ切り替える必要があるのだろう…」と疑問を持ちましたが、次の話を聞いて理解しました。

その会社では、営業電話も間違い電話も1コールとカウントするシステムで、コール数を稼ぐために間違い電話を装って電話をかけているらしく、それで揉めているとのことでした。

ビジネスのお役に立ちたいとの思い

電話代行サービスの料金体系は、会社によって違いがあります。

初期費用を必要とする会社、必要としない会社。営業電話や間違い電話をカウントする会社、カウントしない会社。基本料金+超過料金の会社、完全従量制の会社…

どのプランがよいかは、ご利用される企業様が状況的に最も合った内容をお選びになられればよいと思いますが、私どもがサービスをスタートする際に考えたのは、ベンチャー企業様や個人事業主の方々のビジネスでの成功をサポートできるようにしようということでした。そのために、初期費用を無くし、基本料金もできるだけ抑えて…。

最も考慮したのは営業電話の扱いでした。私どもにも多くの営業電話がかかってきます。「ホームページを見ました」「プレスリリースを見てお電話しました」など、様々な業種の会社が何度も営業電話がかかってきていました。中にはビジネスに繋がるような内容がないとは申しませんが、その多くは対応するのに時間を取られるだけの電話ばかりです。

こうした営業電話をカウントすることは、企業様や個人事業主の方々にとって負担にしかならないと考え、コール数にカウントしない運用に決めました。ビジネスでの成功に不必要な電話はカウントしないという考えに基づく決定です。

料金プランの設定

サービスを磨いて、提供価値を高める

お客様への感謝

実際にサービスを始めてみると、スタートアップ企業様を中心に、多くの営業電話がかかってきています。ひどい場合には、月間40コールのうち、約30コールが営業電話のケースもあります。営業電話などをカウントするルールであれば、40コール分の料金をいただくことになりますが、それではお客様のビジネスの成長に繋がりません。私どもに多少の負荷はかかりますが、それでもご利用いただくお客様から、感謝の声をいただけることが喜びに繋がっています。

翻って、冒頭の間違い電話を自作自演しているとの話です。お客様から伺ったお話ですから、真偽のほどは分かりませんが、事実であるとすれば、悲しいことです。自社の売上だけを見てビジネスをしていて、お客様へ価値を提供することを忘れてしまっています。

私どもの電話代行サービスは、まだまだ至らない部分も多いかもしれませんが、お客様のためを考えて、お客様にプラスの価値を提供することについては、真面目に取り組んでいると自信を持ってお伝えすることができます。これからも、1社でも多くのお客様に喜んでいただけるように、サービスを磨き続けて、多くの価値を提供できるように努めていきたいと考えています。