オペレーターのYOです。日頃、芸術にはあまり縁のない私ですが、義姉が出品している絵画展を目的に先日、銀座2丁目の東京銀座画廊・美術館を訪ねました。
中学時代のお互いの絵をクラス全員で批評し合う授業で、絵にすっかり自信を無くしてしまい、それ以来、美術の授業が大嫌いになってしまった私にとって、義姉は憧れの存在です。彼女は絵画に対して大きな情熱を持ち、定年退職後に自由になったことをきっかけに、数か月ジュネーブに滞在し、界隈の地を巡っては絵を書き溜めてきました。
画廊に到着し、展示されている絵画に眼をやると、思わず引き込まれる作品もあれば、何を表現しているのか分からない作品もあり…。あーでもないこーでもないと夫と感想を語り合うことで、普段使わない芸術脳が刺激された気がしました。
その帰り道、銀座5丁目にある「PORTOFARO」でイタリアンランチを堪能。銀座の時計台を眼下に見渡せる絶好のロケーションでした。日々追われることが多いせいか、頭がすっかり固くなってしまったと感じていましたが、この日ばかりは「芸術」と「食欲」の2つの秋を味わって心が洗われた思いでした。
責任があるから、やりがいもある
さて、私が電話代行サービスのオペレーターの仕事に就いてから、約1年が経ちますが、この仕事は、なかなか奥が深いと感じています。「人の印象は最初の10秒で決まる」と言われていますが、企業の印象も同じだと思っています。
現代社会ではHPなどで多くの情報を得ることができますが、何かを依頼する際に、最終的には何が数ある企業の中から選ぶ決め手になっているだろうと考えました。
例えば、ハウスクリーニングに清掃を依頼するとしましょう。
その業者の実績や知名度、口コミなどをホームページで調べながら、業者を絞り込んでいくことになりますが案外、最終的には電話で応対してくれた人の感じの良さや雰囲気が重要な決め手になるのではないかと思います。お客様に対する心のこもった言葉やお客さまの気持ちに寄り添う誠実な態度によって、その会社に対する第一印象はほぼ決まってしまいます。
数ある中からその会社を選んで電話をかけてくださるお客様に対して、入り口となる最初の一言で印象を悪くしてしまうと、その先へと話を進めることは不可能でしょう。逆に、その企業に対する第一印象が良ければ、お客様とのその後のやりとりもスムーズに進むことでしょう。
電話代行サービスのオペレーターとして、その大切な「第一歩」を任されていることに私はとても責任を感じていますが、また同時に大きなやりがいも感じています。